Dr.輝夫ブログ

食生活と健康

本棚を整理していたら興味深い昔の日本歯科医師会雑誌の切り抜きが出てきたので紹介させていただきます。

 それは、戦前に沖縄からハワイとブラジルに移住した人たちの健康状態と食生活についての調査結果でした。結論から言うと、沖縄からハワイに移住した日系人は、沖縄に住み続けた人たちより長寿になり、ブラジルに移住した日系人は逆に短命になったようです。

 ブラジルに移住した日系人は肉に塩を多く混ぜて食べる(シュラスコ)により、塩分とコレステロールが多い食生活が問題ではないかと記述されていました。海産物についても、ハワイの日系移住者は海が近いため、魚を多く食べられますが、ブラジル日系移住者は内陸に住んでいたため、海藻類を含め食べくことが少ないようです。

 沖縄からのハワイへの移住者は日本の伝統食の良さを生かし、なおかつ日本食の欠点を上手く修正した栄養摂取と、さらに活発な社会活動を展開するというメリットが加わり、ハワイ移住者の長寿をさらに延長したと考えられると推測されていました。

中村歯科クリニック

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