Dr.輝夫ブログ

『笑いの健康効果』

 歯界展望の12月号に貴則先生の36ページもの『自家歯牙移植』の論文が掲載されましたが、同じ雑誌に『笑いの健康効果』についての調査研究結果が掲載されていました。息子で院長の貴則先生の論文は専門的な内容ですので置いときまして、『笑いの健康効果』は皆様にとって興味深い情報だと思いますので、知っていただきたいと思い報告させていただきます。

 それによりますと、週に一回以上声を出して笑う人に比べて、ほとんど声を出して笑わない人は死亡率が2倍になり、新規要介護認定を受けるリスクが1,4倍になり、脳卒中については1.6倍に、心疾患については1.2倍になる様です。

笑うのも一人でなく、誰かと一緒に笑う方が良い様です。また、歯がなくなると口を開けて笑うのをはばかるからかもしれませんが、歯の本数が多いい人ほどよく笑う様で、歯が20本以上の人に比べて、歯が10本未満の人の普段はほとんど笑わないリスクが顕著のことはもちろんとして、歯が10本未満でさらに入れ歯(補綴物)などを使っていない人ではリスクがさらに高まるとのことです。

 要するに、誰かと談笑して笑える社会生活を送ることが病気を遠ざけ健康寿命を長らえることになるようです。

中村歯科クリニック

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