14日の診療終了後青葉区歯科医師会主催の学術講演会に参加してきました。

演題は『三叉神経痛』でした。患者さんが歯のことで困るのは噛めないことはもちろんですが、一番困るのは痛みでしょう。歯科領域を含め、顔面の痛みを感じるのは三叉神経です。その三叉神経が、問題を起こして、歯には何の問題もないのに、歯の痛みが生じることがあるのです。そんなことを含めて顔面の痛みの原因とその対処法を横浜新緑総合病院の脳神経外科医の野中大伸先生が解説してくださいました。本では読んで理解しているつもりですが、実際に臨床の現場で、大変な三叉神経痛鵜を抱えておられる患者さんの臨床例をお聞きすることができて大変勉強になりました。