Dr.輝夫ブログ

歯周病とアルツハイマー病

 先日、定期的に歯科検診に来院されている高齢の女性に、以前にはよく通われていた40代で中程度の歯周病に罹患している彼女の息子さんが最近検診にお見えにならないのですが、心配しているとお伝えくださいとお話ししたところ、思いがけないお話が返ってきました。 それは、昨年その患者さんのご主人が亡くなったということでした。しかもそのご主人は60代でアルツハイマー病に罹患していたようです。そのご主人は当院に来たことはないので正確なことはわからないのですが、相当重症の歯周病を抱えていたとのお話しでした。もしかすると彼女の息子さんが若い時から中程度の歯周病に罹患していたのも父親の体質を受け継いでいたかもしれないと思い怖くなりました。40代の働き盛りでお忙しいこととは思いますが、できれば歯周病が完治できるよう対応させていただきたいと切に思うばかりです。

 以前にもブログで紹介したように、歯周病と糖尿病の相互関係については多くの方に認知されていると思いますが、歯周病に罹患しているとアルツハイマー病にかかりやすくなることが最近証明されました。以前から、アルツハイマー病の方は歯周状態が悪いことが疫学の統計でしてされていまして、その関連性が推測されていましたが、その因果関係が実験で明らかにされたようです。

中村歯科クリニック

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