Dr.輝夫ブログ

逆流性食道炎による酸蝕症

歯がしみるという主訴の患者さんがいらっしゃいました。お話を伺うと、ストレスや食いしばりではないかと他の歯科医院で言われたけど、サードオピニオン(2軒目ではない)を聞きに来院されたとのことでした。お口の中を見ると、歯質が溶けて充填物(歯に詰めてある金属や合成樹脂)が浮き上がっていました。上顎前歯の裏側も削げたようになっていました。よくげっぷが出たり、逆流性食道炎を患ったことはないかとお聞きしたところ以前に罹ったことがあるとのことでした。酸蝕症のお話をして、かかりつけのお医者さんに通って、逆流性食道炎の疑いがあると歯科医から指摘されたと言うようお話ししました。かなり典型的な口腔状態なので、写真を掲示します。歯の写真なので、プライバシーの侵害にはならないと思いますので。

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中村歯科クリニック

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