Dr.貴則ブログ

当院の滅菌消毒システムについて

先日、当院の滅菌消毒についてブログを書いたところ、偶然にもメディアで「ハンドピースの使い回し」についておおいに報道されています。

https://medical-tribune.co.jp/news/2017/0703509277/

当院では移転開院からハンドピースは毎回滅菌(感染しないように細菌・ウイルス・プリオンを死滅させる)させています。よって、記事に出ている事象に関しては「当たり前」として対処しています。

飲食店に例えるなら、使用済みの口に入るお箸をちゃんと洗わずに拭いて次のお客さんに使わせるようなもの。問題ないのかもしれませんが・・・気持ち悪いですよね。それに加えて、歯科では感染の原因になりうる「出血」による器具への「血液付着」が日常茶飯事です。より注意が必要だと考えます。

それより気になるのが、感染原因となる「血液付着」が起こる器具は「ハンドピース」だけではありません。「ハンドピース」に付ける「バー」も、アシストが持つ「バキューム」、術野を洗浄する「3WAYシリンジ」、根管治療に用いる「ファイル」など、前の患者さんと同じのと思うとゾッとします。

当院では常時5台(1台増えました)の滅菌消毒器をフル活用してみなさまの診療が清潔に行えるよう心がけています。

そして、そのような対策によりスタッフの安全・安心にもつながり自信を持って患者んと向き合えるのだと思います。

これからも中村歯科クリニックの安心・安全な滅菌対策のもと治療や検診、子どもの矯正など幅広くレベルの高い歯科医療を提供できればと感じています。

前回の滅菌消毒についてのブログhttps://www.e-ndc.com/blog/2017/06/post-67-479687.html

 

 

 

 

中村歯科クリニック

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