Dr.輝夫ブログ
第42回日本睡眠学会
第42回日本睡眠学会に参加してきました.
この学会は睡眠を軸に多種の業界の方が多方面から睡眠について討論するという会で、2013年の秋田での大会から参加してまして5回目となりました.私が参加するシンポジウムは主に子供の発育と睡眠の関連についてです.
今回も、幼児、学童の睡眠の質と社会生活の問題についての提言もありました.睡眠の質が悪いと、交感神経が亢進した状態が日中も継続し、キレやすくなるとのお話もありました.また、夜尿症との関連もあるようです.
今回でのシンポジウムではMFTという口腔筋機能療法が取り上げられていましたが、それについてはMRC認定の当院の取り組みのほうが進んでいるのではないかと思う所もありました。ただし、その方法すら、一般にはまだ広まっていないとのことですので、当院での実績を上げて、世間にアッピールできるようにして、多くの子供さん・親御さんにその情報が知られるようになったらよいと思いました.
参加されていた小児科医の先生と立ち話をしたのですが、風邪を引く多くの子供さん達はのほとんどは、鼻咽頭に問題を抱えているようです。その先生は、この学会で『歯列拡大すれば、鼻腔も広がり鼻の通りも良くなり。したがって、鼻呼吸ができるようになって、風邪もひかなくなる』と聞いていたので、近くの歯科医によく風邪をひく小児患者に歯科医に相談するよう話しても、歯科医が対応してくれないと話されました.
このような話しが、昔話になるのはいつのことになるのでしょう。
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