睡眠時無呼吸症候群
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睡眠時無呼吸症候群について

日中に強い眠気を感じたり、「しっかり寝たはずなのに朝から疲れている」と感じることはありませんか?
その背景には、睡眠中に呼吸が一時的に止まってしまう 睡眠時無呼吸症候群(SAS) が潜んでいる可能性があります。
睡眠時無呼吸は、就寝中に十分な酸素が取り込めない状態が繰り返されるため、熟睡できず、日中の集中力低下や居眠り運転などのリスクを引き起こします。特に、いびきをかく方・口呼吸のクセがある方に多く、高血圧・心不全・不整脈・心筋梗塞・脳梗塞などの全身疾患と関連があることも報告されています。
成長期のお子さまの場合
扁桃腺肥大、アデノイド、鼻づまりなどがあると睡眠中に無呼吸が生じやすく、深い睡眠が得られないと言われています。
その結果、
- 成長ホルモンの分泌低下
- 身長
- 体重の伸びが鈍い
- 集中力の低下
- 学力への影響
などが起こる可能性があります。
予防のためには、鼻呼吸がしやすい環境づくり(鼻閉の改善、扁桃・アデノイドの腫れのコントロール、歯列の拡大など)が大切です。
当院の睡眠時無呼吸の取り組み
当院には 日本睡眠歯科学会認定医 が在籍しており、睡眠時無呼吸症候群に対する 専用の口腔内装置(マウスピース) の製作を行っています。
大学病院や地域の医療機関から紹介を受け、多くの口腔内装置を製作しており、良好な結果が得られています。
また、ご自宅で行える 簡易睡眠検査機器の貸出(自費) も行っています。
※現行の保険制度では、歯科医院による睡眠検査は保険適用外となっています。
口腔内装置による治療は保険適用がありますが、医科での検査(診断書)が必須となります。
お子さまの場合には、必要に応じて歯列矯正治療のご説明も行っています。
少しでも気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。
費用について
| 睡眠時無呼吸用口腔内装置(保険適用・3割負担の場合) | 約10,000円(自己負担) |
|---|---|
| 睡眠検査(保険適用外) | |
| 簡易睡眠検査費(呼吸・いびき・酸素飽和度) | 3,500円 |
| 鼻カニューレ(個人用) | 1,500円 |
| 酸素飽和度のみの検査 | 1,500円 |
中村歯科クリニック
日本睡眠歯科学会認定医 中村 照夫(歯科医・歯学博士)





