Dr.貴則ブログ
2017年臨床基本ゼミ講義『深在性う蝕に対する治療』
先日の臨床基本ゼミ(歯科医師対象)において『深在性う蝕に対する治療』について講義させていただきました。
わかりやすく書きますと「深い虫歯に対する治療法」として、歯の神経を守る治療法のノウハウをお話ししました。
当院では大きな虫歯になった歯でも、できるだけ歯の神経が残るような治療をこだわって行なっています。2017年5月現在181症例の歯の神経の保存に成功しており、成功率は95%となっています。
もちろん虫歯にならないように生活習慣やセルフケアを身につける必要がありますが、虫歯になってしまっても歯の神経を失わないようにすることで、将来のトラブル(歯の喪失や入れ歯)のリスクを減らせます。
今回の講義では、歯の神経を残す治療を「適応症」「理論」「治療手技」「トラブルシューティング」について、特に複雑になりがちな「治療手技」について明日の診療から取り入れてもらえるようキモを抑えつつシンプルにできる方法を実際の症例をお見せしながらお話しさせていただきました。
少しでも多くの患者さんの歯に神経が残るきっかけになればと思っております。
もう一つトピックスとしましては、今年から当院院長(父)も講師陣に加わり臨床基本ゼミ初?の親子講師となりました^ ^
記念に、僕の歯科医師としての父と言っても過言ではない人気講師、須貝昭弘先生とともに3ショットを撮らせていただきました。実は約10年前にサンディエゴのアメリカ歯周病学会にて撮っていただいた機会があり、10年前には考えもしなかった現在に感慨深い思いがしました。
2017年スリーショット
2006年スリーショット
講義風景
父の講義風景(息子が撮影)
最後に臨床基本ゼミ事務局の先生方、この度もサポートしていただきありがとうございました。
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