Dr.貴則ブログ

OLYMPUS OM-1(オリンパスの名機)

ブログの更新がピタッと止まってしまって申し訳ございません。
遅ればせながら あけましておめでとうございます(笑)
再開するにもどのような内容でいこうか悩んでおりました。
今年は最低でも月に一度はアップして行きますのでご期待ください!!
今年のブログ第一弾の話題は「カメラ」についてです。
脈絡のない話ですがお付き合いください
7-1私は多趣味というと簡単なのですが、興味が有ることにチャレンジしたいと言う気持ちが強いのか様々な趣味が有ります。
その中の1つに「写真・カメラ」が有ります。
好きになったきっかけは小さい頃から父が風景写真を撮るのが好きで家にカメラが転がっていたという恵まれた環境だったからです。
自然と父の使わない古いカメラを触わるようになり、上手く撮れないことが楽しく色々本を読んだりしつつ(思春期で父には聞きたくなかった。(笑))
アルバイトで稼いだお金でフィルムを買い、撮り、現像に出し、落胆し、また撮る、ということを楽しんでいたように思います。
その時使っていたカメラがオリンパスの「OM-1」と言う一眼レフカメラでした。
このOM-1は私が産まれた頃に買ったという事も有り愛着を持って使用していました。
どこに行く時も無造作にカメラを鞄に放り込み出先でスナップを撮っていた、自分の「相棒」のようなカメラでした。
7-2このカメラについて語り出すとキリが無いですので省略しますが、近年のカメラは電池が無ければ起動すらせず写真は撮れませんが、このカメラは電池に頼らず写真が撮れます(絞りもシャッタースピードもフォーカスも手作業で合わせます)。唯一使う電池は露出計のためのボタン電池1つ、それも1つで何年も持ちます。ある意味とてもエコかもしれません。
当時の最先端の技術が詰まったこのカメラは職人が作った世界で一番小さく、軽く、機能を凝縮させた名機と言われています。
なぜこんな話題をしだしたのか、不思議に思う方が多数だと思います。
今のオリンパスの経営状況にもの申すつもりはさらさら有りません(落胆はしてますが)。
近頃、ひょんなことからOMシリーズのデジタルカメラ版が出るらしいとの情報を聞きました。うれしかったのですが・・・「OM」の生みの親はお亡くなりになっていますし、情報を良く読むと以前の「OM」とは全く違う代物ではないかと言うこと。
(今流行のミラーレスで発売されるらしい?EVFは付くそうですが・・・)
何か昔の名声を販売のために利用していると感じ、とても悲しく感じました。
昔は昔で良いものが有る、今は将来「良かった」と感じてもらう仕事をする。
過去の名声にすがるのは如何なものかと・・・
私が青春時代、共に歩んだ名機の名声まで堕ちないよう願っております。
(など言いつつ、良いカメラならば購入します(笑))
 
 
 
 
と言いつつ、ふと寂しい気持ちになり。数年前、壊れてしまい実家に置いてきぼりになっている「相棒」に会いに行きました。
「相棒」は大学時代に壊れ、純正の部品も無く多額な修理代がかかると言うことで防湿庫に入ったままでした。
(その後、私は徐々にデジタルの波に飲まれて行ったわけですが)
ふと手に取ると、右手はシャッター、左手で設定する馴染んだ機能にふと嬉しくなりシャッターを押すと・・・・・・・シャコンっ!
「うっ 動ごく・・・?」(それも露出計まで・・・!?)
 
 
物に気持ちが宿るとは言いますが、まさか動くようになるとは・・・。
「まだ俺はいけるぞっ・・・」と言っているようでした。
 
 
 
 
嬉しくなり新たにもう一台「弟」も手に入れました。
今後もゆったりと大事に過ごして行きたいと思います。
7-3

中村歯科クリニック

TAGタグ

ARCHIVE月別アーカイブ